出会いは密室で[完]





やっぱり少しは...


あたしのことを……。




わけもわからず
あたしは連れ去られるがままに


わけもわからず
廊下を歩いていく。



てゆーかこの格好じゃあ...


やっぱりっ...。
めちゃくちゃ見られてるしッ...。



いや、これは...
あたしだけじゃなくて



桐野くんのせいもある……。



学ランだしー……。




バシンッ―――――――――


「うわっっ...」

いきなり
真っ暗な教室の扉が開いたかと思えば



バシンッ―――――――――


同じような音を立てて
何事もなかったようにその扉は閉まった。