コスプレ喫茶の教室に着くまで あたしはずっと 周りから目をそむけて、 床を見ていた。 こんなことなら お化け役 やってればよかったかもー…。 ――――――――。 いや、それよりはましか。 「じゃあ、メニュー聞いてきてくれる?」 「はいっ」 潔く冴美ちゃんに向かって 敬礼をしたあたし。 冴美ちゃんはふふっと 上品な笑みを浮かべて そんなあたしにメニューを手渡した。