出会いは密室で[完]





タッタッタッタ...。



あたしは
見ず知らずの人たちが集っている、


その中心にいる桐野くんに向かって


コスプレ喫茶の

催しをされている3組の教室を
素早く歩いた。



「え、誰?」

「お前、知り合い?」

「知らねーけど...4組の子?」


あたしを見て
周りの男の子たちがひそひそと話しだす。




「優科じゃん...」


その中心にいる
桐野くんは、あたしに気付いて



名前を呼んだ。