出会いは密室で[完]





どうして南は
あんなに切ない表情をしていたのか、


いまのあたしには
考える時間がなかった。



だって目の前には……



「優科。」


「えっ...はい」



うわぁ...なんか

久しぶりに名前呼ばれた……。



前に呼ばれた時よりも
ずっとドキドキする......。



「...ごめん」




え......。



桐野くんは
少し頭を下に下げて言った。