出会いは密室で[完]




カァァッ……。



そのせいで
どんどんと身体中の体温が上がる。



頬はきっと
りんごみたいになってる……。




「お前...」



すると、

あたしの妄想から
飛び出て来たように、



『あの人』、桐野くんが現れた。




「...っ」


ななな、なんでこの状況で
登場してくんのよぉぉ……。




「優科?」


横の茉那に
顔をのぞかれそうになって


両手で覆い隠す。



あからさま、挙動不審だよあたし……。