パチンッ... そんな音と同時に 周りは一瞬にして真っ暗になった。 「え?!なに、停電?」 「俺が消したんだよ」 「じゃ、じゃあつけてっ!」 そう、 暗いのが大の苦手なあたしは この状況が許せない。 「消さないと寝れないだろ」 「あたしは寝れるっ」 「...怖いの?」 「っ......。」 なんでこの人 さっきから妙に鋭いわけ…?? 「図星かよ。」 「なんなのもー…」 なんか気付いたら ずーっとあいつのペースって感じ...。