次の日の朝、 お母さんと南に見送られて 学校に行った。 「おはよ。優科」 「ん。はよぉ」 教室に入ると、 珍しくあたしよりも早く 茉那の姿があった。 「ねね、昨日さぁ、うちの学校の近くで撮影やってたんだって?」 「うん。昨日いとこと見に行ったんだぁ」 「いとこ?」 「うん。」 話しながら 鞄から教科書を出すあたし。 「血は繋がってないんだけどね。」 「えっそうなの?」