出会いは密室で[完]





そうだよ…
血はつながってないけど、


あたしたちの絆は
それ以上だもんね...。



「ありがと。それ聞いて、安心した」

「優科...」

「本気にするとこだったよ~ッ」

「ったく...馬鹿だよな相変わらず。」

「なっ......」


あたしたち2人は

久しぶりに他愛のない話をした。



そして、
話の途中であたしは眠りについてしまった。



「優科...?」

「...スー...スー...」

「寝たか…」


南は大きな溜息をついた。




「...んな悲しい顔させられたら......うそつくしかねーじゃん」




南の頬には
透き通った透明のしずくが流れ落ちた。