出会いは密室で[完]




南に言われるがまま、

寝返りを打って
あたしは左側に身体を向けた。



「どうしたの...?」

でも目を合わせることが出来ない。




「俺はさ、家族としてお前の事が好きなだけだから。」

「え?」

「だから。キスとか気にすんな...」

「ど、うゆうこと?」



いきなりの言葉に
びっくりするあたし。




「優科に日ごろの感謝を込めて、しただけだから」

「そ...っか......」

「俺は...いとこだから。」

「南...」