出会いは密室で[完]




こうやってポジティブに考えると

若干やる気が出てくる。



どちらにせよ、

茉那には感謝しなきゃ。


図書室に行ったのも
茉那の助言があったからだし...


「茉那」

「ん?」

「サンキュ。」


珍しく素直なあたしに、


茉那はボブの髪を整えて、

「へへ…」と言いながら照れた。



そんな親友を見て
あたしも無意識に笑っていた...


そのとき。


ガタンッ......


教室の扉が無造作に開いた。