なんでよ……。 どうして引き留めるの...? 「離してっ!」 あたしは顔を 彼とは逆の方向に向けて叫んだ。 「...やだ」 「なんで...?!」 「俺だって...わかんねんだよ」 「はぁ?!」 意味が分かんない... 自分で勝手なことして わかんないってなにそれ...。 ドキドキドキ......。 でも身体は正直だ。 そんな風に彼を否定しても、 心臓はおさまらないし、 身体はどんどん熱を帯びる。