出会いは密室で[完]





ドクン...ドクン...


駄目だ。


後ろを向いたもの
全然顔をあげられない。




だって、

キスしちゃったんだよぉ...?



無理に決まってるじゃんっ。



「俺んちに何か用?」


「ち、違うっ。じゃあねっ」



もう無理だよ...。


これ以上一緒に居たら

絶対ボロがでる。



そう思って
鞄を持ち直して走り出そうとしたら



「キャッ...」


手首を掴まれて
あたしは逃げられなくなってしまった。