出会いは密室で[完]





あたしだって

貴方に負けないくらい...



大好きなんだから―――――――




なんて、
口が裂けても言えないけど。


「ねぇ優科ちゃん?」

「え?」

「あたしね、学校にちゃんと通おうと思う」



初めはなにを言ってるのか

よく分からなかったけど、


彼女がモデルだということを
再認識して、


言葉の意味を理解した。



「仕事も学校も、両立できるように頑張るの。」


「そっか...大変だね......」


「ううん。遥人と同じ学校に行けるんだもん。全然苦じゃない」




その言葉に
胸が締め付けられる思いがした。


ある人と
同じ人を好きになるって





すごくすごく

つらいことなんだ。