「そろそろケリつけようか」
声はさほど大きくないのに、スッと響き渡るハスキーボイス。
・・
今の悠基は聖龍だ。
なんて、オンとオフの使い分けが上手い人なんだろう。
上に立つ者として必要な素質を持った悠基がいれば、風龍も新橋グループも安心だろうな。
他のみんなも、悠基にならって私の前に立った。
やっぱこの喧嘩に勝ち残ってきただけのことはある。
みんなも切り替えが早い。
さっきまで、目が点になったり口が開いたままになったりするほど、悠基の行動に驚いていたくせに。
……約二名は悔しそうというか満足そうというか、複雑な顔をしてたけど。

