「遥飛様!
 今回のテスト2位ですわ!!」
「ついにこの遥飛を超える奴が出てきたね
 その子の名前は?」
「2-A 佐上 琉李という女子です」




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  麗香高校 学力調査テスト
  1位  佐上  琉李 (2-A)420点
2位  瀬戸崎 遥飛 (2-B)412点










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「本当だ!あははは2位じゃん」

バッコ~ン
「っ痛い」
「2位をバカにすんな、ぼけぇ~」
「君だれ?」
まさかこの俺が2位なんて・・・
佐上 琉李?聞いたことない名前だな
京平は、俺が2位になったことをバカにしてるし
すると、バコ~ンと音がした
ハリセン!?を持った女が
2位をバカにすんな、ぼけぇ~
と怒っていた

「えっ!私?」
「うん。ハリセン持ってる君」
「あ~、はじめまして佐上 琉李です!!よろしくね」
まじかよ!こんな奴が1位!?
ハリセン持ってる奴が?
「はじめまして。大島 京平
 もしかしてテスト1位の子?」
「はい!」
本当にこいつだ1位の奴なんだ
こういう場合は俺も自己紹介した方がいいのか・・・
「俺の隣の奴はもちろん知ってるよね」
「もちろん!!知らないよ」
「琉李のバカ!!さっき説明したじゃない! 瀬戸崎 遥飛様よ」
この人が学園の王子こと瀬戸なんちゃらか
かっこいいけど興味無いや