中学2年が終わり、俺たちは3年になった。

俺はまた碧依と同じクラスになって、百合とは3年間一緒だった。
大輔は隣のクラス。

そして透、武司、七海も同じクラスになった。

俺はもう一度、透たちに話しかけた。
勝手に離れていった俺を、快く受け入れてくれた。
七海は碧依と仲良くなり、嬉しそうだった。

透、武司、七海、碧依、百合、そしてこれまた3年間同じクラスの玉川と俺の、大人数なグループが出来上がった。

もう一度透たちと仲良くなれたことが嬉しくて。碧依もとけ込んでくれて、俺は幸せだった。

1人だけクラスが違っても、大輔とは今まで通りの関係が続いた。
俺たちにはクラスなんてどうでもいいんだ。