幼なじみ物語2

「実妃?」

「‥さとちゃんとだいちゃんがいない間、1人で寂しかったよ」


まだ小学4年生の実妃は、突然俺と大輔がいなくなったことを、寂しがっていた。
俺は実妃の頭をそっと撫でた。実妃が可愛く思えた。俺の大好きな妹だ。

ドアのところで大輔も笑ってる。
俺たちも碧依の兄弟みたいになれるかな?

俺は泣きじゃくる実妃の頭を優しく撫でた。