しばらく散策しまだ夕陽までに少し時間があったから喫茶店で珈琲を飲んだ


マサちゃんとジウちゃんと一緒にこうして過ごせるなんて本当に夢みたい

でもどんどん時間は経ち残りの時間が少なくなっていくのが寂しい

そんなことを思いながら珈琲を飲んでいたら

「佳歩ちゃんまた来るからな。」

マサちゃんは私の心の中が見えたみたいに言った

「私もまた来たい!」

ジウちゃんまで

嬉しくてちょっと泣きそうになった

まだお別れの時間じゃないのに


「そろそろ行こうか。」

私はそんな気持ちを隠すように笑って言った