!!!?? この悲鳴にはみんな反応したらしく、前にいる転校生に目を向けた。 「矢崎 瞬」 ってそれだけかよ、そっけねぇなぁ…。 「おし。仲良くしろよ。」 「瞬君♡カッコいい…。」 とクラスの女どもが口々にいっている。 「席は、そうだなぁ…。」 「俺、あそこがいいんだけど。」 と指差したのは、杏樹の通路挟んだ隣 「でも、あそこは水口のせきだしなぁ…。」