彼氏は猫です






「彼女だから。」




ケイトが言った。

「ええぇーーーむぐっ…」

「五月蝿いよぉ。行こっか、姫華ちゃん。」

思わず叫んだ私の口をおさえ、強制的に連れていかれた。

女の子たちが……なにより私が、

驚き過ぎて、声もでなかった。

(……叫んだけどww)