「瑞希~、よくみえないや」 綾香は背が低め。 一生懸命背伸びをして 見ようとしていた。 「しょうがないな~ 私が見てあげるよ!」 「頼みます!」 私は掲示板を見て、 自分と綾香の名前を探した。 「あっ、あった! 綾香二組だよ。私三組だ。」 「うそ~、クラス違うの~?」 「まぁいいじゃん? ほら、行こ!」 私たちは人込みを抜け 教室に向かった。