「てんめ!」 「あいた!なんや龍! ほっぺにチューくらいただの挨拶やんか!」 「こいつは俺のなんだよ!」 フリーズした私をよそに激しい 言い合いを繰り広げる二人 カチン。 「痛っ!」 「あいた!何すんねん姫奈ちゃん!」 二人にげんこつを一発ずつ お見舞いしてやる 「あんた達さっきから勝手な事ばっかり いってんじゃないわよ! 私は龍のものでもないし! キスは挨拶じゃない!」 「…………………」 「…………………」