まどかはドアの前で
仁王立ちしている
絶対逃さないって感じのオーラが漂ってる
「んでっ何・・・?」
恐る恐る聞くと
まどかは俺をぎろりと睨んだ
俺は少しひるむ
「あんたさっ
上谷 美優とどういう関係なの?
まさか?
付き合ってたりしないよねっ?
あんた星好きなんじゃないの?」
まどかかなりキレていた
それに質問攻め・・・
俺はまどかが何でキレてるのかわからない・・・
まじ・・・
俺なんかしたっけ?
それになんで
美優?
「美優とはなんもないし・・・
たまたま教科書貸しただけだけど?」
「ホントにそれだけっ?」
俺はこくんとうなずいた
「はぁーーっ
真太郎は女子にやさしすぎなんだって
そんなんだから
星に振られるんだよ~?
またファン増えちゃったみたいだしっ
いっとくけどっ
上谷美優はあんたに好意があるんだからねっ?」
「は?
美優が俺に好意?
それはないだろっ
だって、あいつ星のこと知ってたし・・・」
はぁーーーっと
またまどかは再びため息をついた
「ばかだなぁ…
まっ気をつけたほうがいいよっ
とにかくっ
星はまだ真太郎のこと嫌だって言ってたしっ
星はかわいいからっ
急がないと違う男にとられるよ~♪
それにっ
夏祭りチャンスだよっ
お兄さんっがんばって~♪」
まどかはそれだけ言って
ひらひらと手を振り
教室を出て言った。

