～帰り道～

偶然帰る方向が同じだったため一緒に帰っていると
「ケータイもってる？」
一応持っているため
「うん」
一言いうと
「メアド交換しない？」
「いいよ」
赤外線送信して情報を交換しあうと
「菜々の家ってどこらへん？」
「もうすぐ…コンビニの近く」
「じゃあ送っていくよ」
なんだか悪いきがして
「いや、いい…遠慮する」
「女の子一人にさせられないし…１ヶ月だけど彼女だし…おくるのは彼氏の役目だろ？」
「…うーん」
「送らせてください」
「…わかった」
しぶしぶ承知し、私の家までいくと
「わ…おっきい家だね」
「一人で住むにはもったいないな…」
「えっ！？一人暮らし？」
「おじ様たちがすんでいたところをつかわせてもらってるんだ。」
「お金持ち…」
「まぁいい、じゃあ」
「あっ！明日向かえにくる！何時がいい？」
別に向かえなんていらないのに…
言葉にだすとまたあーだこーだいわれそうだったからこんかいは引き受けた。
「7:30にここ」
「了解！じゃあ、またね！！」
「……」
手をふりながら帰る悠一
元気なやつ…