私は、驚きながらも
その紙から目をはなせないでいた。


どれくらい時間がたったか
わからない


大輔くんが店に戻ってきた。


ん???
大輔くん?


大輔くんは何か探しているようだった。


何を探してるんだろ???


「大輔くん、何か探してるの?」

私が話しかけると
大輔くんは、ビクリとした。

「な、なんでもない。」

でも、何か探してたよね?
まさか
コレとか??(笑)


いや、まさかねぇ?

「あの・・・探してるのってコレ?」

私は、そう言って
大輔くんに、さっき拾った
紙を見せた。


大輔くんは
私が、その紙を見せると
固まってしまった。


なに?
その反応わ?


え??
まさか・・・だよね?


大輔くんは、何も言わず
私の手から紙をひったくった。

「み、見た・・・?」

大輔くんは、真っ赤になって
聞いてきた。


やっぱり可愛いなあwww
なんて思って
にやけていると
何を勘違いしたのか
大輔くんは、焦った様子で


「こ、これは、俺のじゃないから!!!
姉貴のだから!!」

ふ~ん
大輔くんのお姉さんって
腐女子なんだあ。