幸せの残量─世界と君を天秤に─



次の日、私は再び病院に来ていた。


ほんとは来たくなかった。来週まで来なくてよかったのに……!!

薬を貰い忘れた私バカ。


「あはは、亜優美ちゃんてばドジだねー」


「先生だって忘れてたじゃないすか」


「僕は忘れてなかったよ」


「じゃあ何で……」


って、もしかしてわざと?
わざとなんですか。

ニコニコと爽やかな笑顔を撒き散らす裕司先生。

……この人ならやりかねない。