「…いいの?…俺、男だよ?」




「…分かってるよ?…可愛いけど…」




「一言余計。」




私の言葉にムスッとして、背後に回った彼。


私は、ブラウスのボタンを外していく。




「……凄い緊張する。」




「何でよ…」




彼の言葉にふふっと笑うとパサッと左肩を出した。




こんなことになるなら…もっと可愛い下着着けてこれば良かった…。



何て思っていたら…




「……あの…高梨くん?早く、貼ってよ…」




恥ずかしいんだけど…そう心の中で呟いた直後、彼が呟いた。




「…あのさ…病院、一応行った方がいいよ。」