妄想愛桜

彼が「職場にて疲れきった体を僕がそばにいて抱きしめたいな」と歌う。

はぁ・・どうして?
あなたは私のツボを強く押すのかな・・
そんなこと言われたら、 たまらなく嬉しいよ・・弱ってる私を抱きしめて、抱きしめて、強く。
疲れなんか忘れるくらいのキスが欲しい。愛が欲しい。抱きしめてほしいのは、寂しいからじゃない。あなたの愛を感じていたいから。
抱かれないと愛を感じられないの?
ううん・・違う。
浸っていたいの、あなたの深い愛に。
ずっとね。ずっと・・
抱き合っていたい。







彼が「あと少し前へ あと一歩前へ、おいでよ。おいでよ」と歌う。

あと少し前に行けば、あなたと交わりあえるの?それなら私は喜んで、どんな道でも進だろう。

あぁ・・いつになったら交われるの?
でもその前にあなたに見せれる体にならなくちゃ・・もっと痩せて、永久脱毛して綺麗な体にしなきゃ、あなたはすぐにいなくなっちゃう・・
あなたが好む女ってどんなんかな・・
私はあなたに受け入れられるのかな?


それなりの外見にならなきゃ・・彼を手に入れるためには・・。

欲しいよ・・

欲しい。




彼が「化けの皮を剥いだ君を愛せるのは、そう俺くらいなもんさ」と歌う。

ねぇ・・それって期待していいのかな?
私のコンプレックスの外見をあなたは愛してくれるのかな?
あなたに見合う女になりたい。
あなたが恥をかかないくらいの女になりたい。
それって難しい・・

最終手段は整形でもすれば愛されるかな?
でも私は今のままを愛してほしいんだ。

ねぇ、私を愛してくれますか?

深く、先が見えないくらいに・・愛して・・


愛して・・・