「ねぇ…ユリア?」 「何?」 マリアはためらいがちに 尋ねてきた。 「お城に…戻らないの?」 ほら、な。 やっぱり同じだ。 皆、考えることは同じ、か…。 「戻らねーよ。あんなクソみてぇ なところになんか」 「…………えっ? ユリア…だよ ね???」 俺は、“男言葉”で、 そう言った―…。