なので、通い詰めて
坪井さんに挨拶されるまで


認識してもらったんです。


・・でも、多分坪井さんは2、3年上だし、


眼中にあたしは居ないんだろうなぁ、とも
思うんです。



「・・才原さん。
お待たせしました」


色々思い出していると、坪井さんがあたしを
呼びました。


・・あ、あたしの名前知ってるんですね。