俺様王子のお姫様

―グイッ…
「行くなよ…」
私は高石優に腕を
つかまれていた。
「え…でも」
「傍にいろって…
言ってんだろ…」
胸が高鳴った。
顔が熱くなった。

「わ、わかったから。
大人しく寝てよ…」
そう言って腕を
離そうとした。
けど高石優の力が強すぎて
離せなかった。
高石優は私の手を
自分のおでこに当てた。

「…気持ちいい」
そのまま高石優は
眠りに入った。

何でこうなるかな~。
てか、私何してんの?
意味わからない。