月だけが知ってた



公園脇のいつもの場所に

キミの古いちいさな車をみつけると、
いつだって
ワタシは嬉しくなって、
走り出してしまうんだ。


運転席には

うとうとしている、キミの横顔。


コンコン。


窓をノックすると
たかおー紅(こう)が笑ってウィンドウを下げる。


「おはよ。咲。」