枕元で震えてるケータイをうつぶせになって開く。まだ完全に機能していない脳みそが瞼を開けさせるのを嫌がった。
ちー助が舌を出して笑ってる待ち受け画面にメール着信の表示がされてあった。
…誰?
右手でボタンを押し受信ボックスを開けてメールを読むと起き上がり猛にメールを打った。由紀の寝顔を横目で見てからまたベッドに潜る。少し蒸し暑くてクーラーのスイッチを押した。
ぱらぱらとまばらに雨の音が耳に入ってくる。そっか、もう梅雨入りしたんだなぁ…。雨は嫌い。
だって髪が広がるからセットするのに時間かかるんだもの…
やがてしとしとと降る雨音が子守歌に聞こえてきて私はまた眠りの世界へと意識を手放した。
ちー助が舌を出して笑ってる待ち受け画面にメール着信の表示がされてあった。
…誰?
右手でボタンを押し受信ボックスを開けてメールを読むと起き上がり猛にメールを打った。由紀の寝顔を横目で見てからまたベッドに潜る。少し蒸し暑くてクーラーのスイッチを押した。
ぱらぱらとまばらに雨の音が耳に入ってくる。そっか、もう梅雨入りしたんだなぁ…。雨は嫌い。
だって髪が広がるからセットするのに時間かかるんだもの…
やがてしとしとと降る雨音が子守歌に聞こえてきて私はまた眠りの世界へと意識を手放した。



