道路に出て辺りを見回しふたりの姿を探してると最近オープンしたばかりのカフェに入って行くのが見えた。追いかけようとしたら背後から星流が遠慮がちに俺に聞いてきた。
【大丈夫…?私帰ろっか?】
星流に振り返りもせず俺はカフェに潜入した。ウェイターが案内をしてくれたがふたりの近くだったので少し離れた席へと座りアイスカフェオレを頼んだ。
楽しそうに会話をしている美葉と侑一の笑い声がイラついてる俺の耳に届くたび、身体が反応する。
くそ、なんでこんな事になってんだよ。俺はただ星流の力になりたくて、ぼろぼろだった星流の姿を昔の自分に重ねて見てる俺が嫌でこんな自分を変えたくて…
美葉の存在をないがしろにしてた訳じゃない。甘えていたんだと今気付かされた。
そうか、そうゆう事なんだな…
自分の愚かさを鼻で笑いカフェオレを飲み干したら溶けた氷がグラスの中でカラリ、と冷ややかな音をたてた。
ゆっくりと席を立ち、ふたりのテーブルへと歩み寄る。
【大丈夫…?私帰ろっか?】
星流に振り返りもせず俺はカフェに潜入した。ウェイターが案内をしてくれたがふたりの近くだったので少し離れた席へと座りアイスカフェオレを頼んだ。
楽しそうに会話をしている美葉と侑一の笑い声がイラついてる俺の耳に届くたび、身体が反応する。
くそ、なんでこんな事になってんだよ。俺はただ星流の力になりたくて、ぼろぼろだった星流の姿を昔の自分に重ねて見てる俺が嫌でこんな自分を変えたくて…
美葉の存在をないがしろにしてた訳じゃない。甘えていたんだと今気付かされた。
そうか、そうゆう事なんだな…
自分の愚かさを鼻で笑いカフェオレを飲み干したら溶けた氷がグラスの中でカラリ、と冷ややかな音をたてた。
ゆっくりと席を立ち、ふたりのテーブルへと歩み寄る。



