ぱたり、とノートを閉じて星流へ渡す。静かに受け取り今度は写真を渡された。
【真雪ってゆうの。私の大切なひと】
制服姿のふたりが仲良くくっついてとびっきりの笑顔で写っている写真。真雪ちゃんの気持ちが表れてる様でなんか胸が苦しくなった。
【私裏切られた雪の日に全部捨てたの。写真やプリクラはなくなってたけどプレゼントはまだ残ってたから彼処に飾ったんだ】
棚を指差し教えてくれた。お揃いのマグカップやネイルチップを複雑な気持ちで眺めていたらあとこれも、と星流の声に振り向いたらはだけた胸元に2つのペンダントが光っていた。
『そっち…血がついてんのか?』
雪の結晶の形のペンダントにはこびりついた様に黒く変色した血が残っている。
【星のペンダントは私の誕生日に真雪からもらったのね。雪の結晶のは私が真雪の誕生日にあげた物なの】
『なんで星流がつけてるんだ?』
きゅっと目を閉じて頭を下げて5秒くらいしてから顔をあげ俺と目を合わせてから、彼と交通事故に遭って死んじゃったの、と泣きそうな顔で言われた。
【真雪ってゆうの。私の大切なひと】
制服姿のふたりが仲良くくっついてとびっきりの笑顔で写っている写真。真雪ちゃんの気持ちが表れてる様でなんか胸が苦しくなった。
【私裏切られた雪の日に全部捨てたの。写真やプリクラはなくなってたけどプレゼントはまだ残ってたから彼処に飾ったんだ】
棚を指差し教えてくれた。お揃いのマグカップやネイルチップを複雑な気持ちで眺めていたらあとこれも、と星流の声に振り向いたらはだけた胸元に2つのペンダントが光っていた。
『そっち…血がついてんのか?』
雪の結晶の形のペンダントにはこびりついた様に黒く変色した血が残っている。
【星のペンダントは私の誕生日に真雪からもらったのね。雪の結晶のは私が真雪の誕生日にあげた物なの】
『なんで星流がつけてるんだ?』
きゅっと目を閉じて頭を下げて5秒くらいしてから顔をあげ俺と目を合わせてから、彼と交通事故に遭って死んじゃったの、と泣きそうな顔で言われた。



