「はーい。」




「聖平とトシのバトンパスは相変わらず上手いなぁ。よしっ、岡本俺らもやるぞ。」





「分かりました。僕達もあれぐらい上手くないとだめですからね。」





「そうじゃ岡本、その勢いじゃ。」





「はい。」





ダイナミックな体を使って走るにしむには誰も叶わない。天性のものを感じるし、何より陸上を心から楽しんでる感じだ。





《あれっ、今にしむの足おかしくなかったか??》