「う、うん。そうしよっか」


いつもは、明るくて社交的なのに、何だか愛想ないじゃん…。


ヒサシはトレーを持って、返却口へ行ってしまった。


「ちょっと、花。あの人が“ヒサシ”なんでしょ?超イケメンじゃん!」