「うん…。ちょっとね…」


なんて、適当に誤魔化してみたり…。


いつも一緒にいるだけに、話しもしないと、目立って仕方がない。


やっぱり、私から謝るべきよね?


そう決心して、席を立とうとした瞬間だった。


「もしもし?」


ヒサシが携帯片手に、教室を出て行った。