片恋~君に恋したあたし~

だめだ
我慢しないと


「昨日?彼女さんのことかな?」


「そう、千佳のこと、片平さ・・・千佳とまた合ってくれないか?」
会う?
ふざけないでよ

あたしはあんたが好きなんだよ?
なのに・・・
なのに・・・



「・・・・考えとく」
神崎君の笑顔を見るとなんともいえなかった


「ありがと!じゃあな」


「ん・・・」


ぎゅっと握った手には汗をかいていて

「あたし・・何やってるんだろ」