「貴女のおかげよ、ミル」



暫くほのぼのと見ていたが、唐突にユニールが言った。



「え、私?


私特に何もしていないけど……」



「そうね、でもミルがいる事で結構変わってきているのよ



あ、勿論良いようにだから安心して?」



「そうだねぇ



レイトなんてね、前はずっと無表情だったんだよ?」