その瞬間──── 「ッ!?」 「雰囲気が………変わった……!?」 今まで渦巻いていた空気が凪いだ。 ルナの目の前には目に強い光を持って口元は笑っているミルが佇んでいた。 その微笑みは見ると凍ってしまいそうな程冷たく─── ────そして目を離せないほで妖艶だった。