お互い十分な距離をとってルナと向かい合う。 私の戦いを見せるのは始めてだから、沢山の野次馬達が集まっていた。 でもそんなの気にしない。 今はただ目の前の敵に集中する。 私達の間のピリッとした空気を感じ取ったのか、 さっきまでざわざわとしていた周りもいつの間にか静かになっていた。