愛してる




「亮介は、やさしいね。ありがとう」




そうだね。もし私の目がよかったら出会わなかったね。多分お父さんにも捨てられなかったかも知れない・・・



そう考えたらよかったのかも知れない




お父さんのことは別としてほかの事は絶対そうだね



亮介と出会えて付き合えたことが私のすべてだね





「そろそろ、寒くなったから戻るか」





話していたら、随分と時間がたっていたみたいで、もう肌寒くなっていた




「うん」