永遠の華〜last eternal〜


常にたくさんの人で埋まっていて、
このお店が暇な時を見たことがない。




『……邪魔じゃ、ないかな』




忙しそうな皆を見ていると、何となくそんな気持ちになった



今日呼ばれた理由の、真咲くんとは会った。



……ついでに余計なヤツと言い合いになったけど。




ここにいる理由は、すでにないハズ。




前までは兄さんと一緒だったから違ったけど、今は一人。



お酒が飲めるなら、まだ楽しめるだろうけど私は未成年。



まぁ、未成年がこの時間にいるのもどうかと思うけど……。



……一応彼らは保護者だし。






時間もあっという間で、時計の針はすでに23時を指していた。