〜十和へ〜
ねぇ、十和(とうわ)。
今でも私たち同じ空見上げているんだよね。
この消えることのない空を…。
十和は教えてくれたんだ。私に、空はいつ、どこから見ても消えることはないって。
だから、私は寂しくなったとき、空を見上げるんだ。
きっと、どこかで十和が空を見上げていると信じているから。
私たちは空でつながっている永遠に。