「そのお見合いを認める訳にはいかない!!」 開口一番、耕太はそう言い放った。 「確かに僕と詩織さんとでは『住む世界が違う』のかもしれない…… だけど、人には誰だってこれだけは譲れないって事が、一つ位はあったっていいだろう。 IT社長だか何だか知らないが、詩織さんの事だけは譲る訳にはいかないんだ!……僕は…僕は………………………… 詩織さんの事を世界中の誰よりも愛しているんだ!!」 .