♥love girl♥



「玲華様、どうかされましたか?」


「へっ?」


「お顔が暗くなったので...」


「ううん、大丈夫です」


「少し寝られたらどうでしょうか?俺で良ければ近くに居ますので」


にっこり笑う


「じゃあ...お言葉に甘えて...」


ベッドに寝転ぶ


あ....


微かに大雅の香り


大雅のそばに居るって感じ


懐かしい...


大雅...今何処に居る...?


あたしのそばに居るの...?


あたしの姿、大雅には見えてる...?


あたしには見えないよ...


「大雅様の香り、されますか?」


「あ、はい」


「玲華様のお顔に出ていましたので」


クスッと笑う


あたしも軽く笑顔を見せた


そのままゆっくり目を閉じた


大雅...ありがとう...