♥love girl♥



「でも...」


「俺と一緒に居ても不安なだけだろ。それなら1番迷子になりにくくて、ここなら大雅が居たって安心できるだろうと思ってさ。綺麗にしといた」


たしかにホコリはない...


「けど...いいの...?」


「あぁ。玲華が使うならアイツも文句ねえだろうしな」


嬉しそうに笑う蓮は、本当に嬉しそうだ


「じゃあ...使いたい...」


「おう♪好きなように模様替えしていいから。何かあったら言いな。誰かが来てくれるだろうし」


「蓮...!!」


「ん?」


部屋を出て行こうとする蓮を止める


「川嶋さん...つけてほしいんだけど...」


「...は?」


文句ありそうな顔の蓮


「お願いっ!!!」


「...ンでだよ」


お...怒ってるー!!!!


「や...蓮のこと色々聞きたいし...」


「それなら俺が全部教えてやる」


「ちょっ!?」


蓮が急に床に押し倒す


「怖い?」


「そういう意味じゃない!!!」


慌てて突き放す