♥love girl♥



「れ...蓮...!?」


「黙ってついてこい」


「はい...」


これは黙って行くしかない...


着いた先は、1階の突き当りの部屋


ここ...誰の部屋...?


「入って」


「うん...」


初めて入った部屋なのに、なぜか懐かしい感じ


机やタンスやベッドが置いてある


誰かの部屋...?


けどここ...3人しか居なくない...?


家政婦さん達の部屋...?


でもベッド、1つしかないし...


「ここ、大雅の部屋だったんだ」


「大雅の...?」


静かに頷く蓮


「5年前...俺らが小5の時に別々になった。それ以来、ここに大雅は来ていない」


「そっか...」


それであたしに何があるの?


「ここ、玲華使うか?」


「...あたしが?」


「そう。お前が」