信じれない...


でも信じたい...


今じゃもう、聞くことは出来ないから...


蓮の言葉を信じたい...


「アイツが今でも愛しいのは知ってる。それでもいいから、俺の事考えてくれ。そんだけでいいから。俺に玲華を守らせて」


「...うん...」


初めて蓮に心を開いた気がする


「俺を想わなくても、それでもいい。ただ俺のそばに居てくれればそれで十分だから、俺は」


「そんなけでいいの...?」


「あぁ。好きな奴にはそれだけで十分だ」


「そっか...」


なんか...安心したら眠くなってきた...


「ちょっ、玲華!?」


そのまま力を無くして、立てなくなった


「おい、おい!?」


蓮の声を遠くに聞いて、あたしは夢の中...


色々とありすぎて、疲れちゃった...


大雅...せめて夢だけでも出て来てよ...


まだ1回も見てないんだよ...?


あたしのこと...嫌いになっちゃった...?


あっちの世界で他に好きな人、出来ちゃったの...?